娘が幼稚園の頃の話。
当時、庭に鉄棒を置いていました。
外で遊んでいた娘が走ってキッチンにやってきて一言、
【ママ、鉄棒の所に私を見にきて!!すごいから!】
逆上がりが出来なかった娘。
【逆上がりができるようになったんだ!】
私はそう思い嬉しくなり手をとめて、娘についていく。
満面の笑みで誇らしげに続ける娘。
【あのね、今日暑いでしょ。鉄棒ね、すごく熱かったの。だけどね、熱い鉄棒に私30秒くらいぶら下がってたのー!!】
【鉄棒の熱さに耐えた】が彼女の出来た事で私に見て欲しかった事だった。
【逆上がり】なんて彼女はしてもいなかったし、まだできない。
それでも笑顔で自信に満ちあふれいた。
思わず笑顔になり、彼女をめいいっぱい褒めた。
子どもの見て欲しい事、褒めて欲しい事って必ずしも親の思いとは
一致しない。それをがっかりするのか、楽しむのかは自分次第です。
今は中学校1年生。
娘の成長を面白おかしく楽しむ私です。