私と甲子園

2011年1月末生まれの息子。

今年で11歳になります。

2011年当時は、2つ上の姉は、まだ姉と呼べる存在ではなく赤ちゃん2人状態の育児に追われる日々。 
慣れない2人育児で体重は3ヶ月で20キロ落ち、余裕もない1日を、【すごす】ではなくただただ【すぎる】日々でした。
 
2011年3月11日
 
東日本を襲った東日本大震災。
テレビが映す1つ1つの場面に息をのみ、涙が溢れ、嗚咽になり号泣しました。
 
生きていられる事がありがたい事。子ども達と一緒にいれる事。当たり前の今日があり明日がくること。
 
あの日から私の毎日が変わりました。
 
その年、2011年の春の選抜は中止も検討されたが、照明などを落とし開催されました。
 
私はその甲子園での高校野球を親子3人、病院のベッドで見ていました。長女は嘔吐下痢、長男はRSウィルス、私も長女の嘔吐下痢をもれなくもらい3人で点滴に繋がれてはいましたが、はつらつと全力でプレーする高校球児達に元気をもらいました。
 
この春の甲子園の結果は思い出せないですが、健康で家族と共に生きていける事がどんなに素晴らしいことかを改めて認識しました。
 
【人生は記憶だ】と思っています。
 
この記憶は、思い出すたび胸が熱くなり鼻の奥がツンとなり涙が溢れる。私が甲子園の球児とともに戦った記憶。
 
いま、子育てに追われ自分を見失いそうなあなたも大丈夫。

大丈夫。

生きているそれだけで素晴らしい。たくさんの【記憶】で彩りある人生を❤

2022/1/21