楽しいに価値を見出していませんか?

こどもが学校から帰った時に、あなたはどんな声をかけますか?

『今日はどうだった?』だったり
『楽しかった?』だったりではないでしょうか。


『楽しかった』と答えが返ってくると、親としては安心することでしょう。


では『楽しくなかった』と言われたらどうでしょう。何があったのか、たちまち不安になり、原因を探し、犯人探しが始まりませんか?


【楽しい】か【楽しくないか】が判断の基準となり、大人も子どもも【楽しさ】に価値を見出し、第1優先に考えます。


でも、考えてみてください。




学校は【楽しみ】の為に通うところでしょうか?
先生は、子どもを【楽しませる】為に日々指導をしているのでしょうか。






学校は【成長】の為に通うところです。




勉強のできる子、足の速い子、絵の上手い子、お調子者の子、不器用な子、それぞれ個性のある子どもたちがそれぞれの【成長】をするための場所なのです。




学校で、叱られてばかりで、決して【楽しく】なかったとしても、お友達とトラブルでうまくいかずに【楽しく】なかったとしても、それで【成長】したのであれば、結果大いに価値のある学校生活になるのではないでしょうか。




出来なかった事が出来るようになる、わからなかった問題が解けるようになる、嫌いな給食を頑張って食べた事が、結果として楽しかったとなればいい。




【楽しくなかった】日もお母さんと一緒に価値のある日に変えられるよう、コミュニケーションをたっぷりとってくださいね。

2022/1/23